旧耐震マンションの管理組合・区分所有者に将来について考えてもらおうと茨木市が実施する「『未来年表づくり』ワークショップ」。現在年表づくりに取り組もうとする管理組合を募集中だ。

　マンションに建築士らを派遣しワークショップを行う。長期修繕計画を念頭に子育て世帯や独居高齢者などのモデルを通してライフプランを想像し、暮らしやマンションにかけられる費用がどの程度かを予測する。

　「大規模修繕でずっと使い続けていくのか建て替えを考えていくのか、関心を持ってもらい考えてもらうきっかけづくりが目的」（市居住政策課）。

　8月1日～来年1月30日の間で希望日を申し込む。10月31日締め切り。無料。5人以上の参加が条件。1回2～3時間ほどで3回程度実施する。マンションに集会室がない場合は市が無料で会場を用意する。

　同課によれば昨年試行的に1件で1回実施し25人ほどが参加した。現在2マンションを募集している。