防災『手引き』を作成 マンション向け 取り組みシート付き 岡山市

  • 2面
  • 2025年6月25日

 岡山市は一般社団法人岡山県建築士会・公益社団法人日本技術士会中国本部と共同で『マンション防災はじめの手引き』を作成し6月13日、市ホームページで公開した。市内の分譲マンション約500棟に同月17日付で3部を郵送している。

 防災減災への取り組みを自分事と捉え、事前に備えてもらうことが目的。

 手引きは6段階構成。「マンションの災害リスクを知る」では、災害時のリスクが想定される設備の場所を確認する「探検ツアー」の開催を提案。

 「自助について知り考える」では事前の決め事・備蓄といった各世帯での対策や災害時の対応、「共助について知り考える」ではハード・ソフトの事前対策や災害時の対応、復旧の流れなどを示した。

 全30ページ。市の支援制度の一覧表、防災の取り組みを記入できるシートも付けた。 手引きでは市内の地震の揺れの大きさや津波による浸水被害想定を示した上でマンションの災害リスクに言及。「マンション探検ツアー」の開催や防災マップづくりを勧めている

指定の固定ページが見つかりません。