東急コミュニティーは5月26日、マンションの点検・調査現場で使用するドローンの安全飛行技能を持つ操縦者の育成を目的とした資格「ドローン点検スペシャリスト」を6月に創設すると発表した。第1弾として「マンション外壁編」を始動させた。
一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)、ドローンスクール事業等を展開するハミングバードと連携し、資格取得のための講座を設ける。東急コミュニティー・JUIDAがカリキュラムを監修、ハミングバードが教育を担当し即戦力として活躍できる人材を育てる。
同社によると座学・実技を含む2日間の講習を受講すれば資格を取得できる。ドローンの国家または民間資格を取得していることが受講要件となる。
ドローン操縦士の国家資格・無人航空機操縦者技能証明制度は2022年12月に開始されたが、同社らによると「ドローン資格を保有していても、実際の点検現場で求められる操縦スキルや運用知識が不足している」ため、新たな資格を創設した。