一般社団法人日本マンション学会は4月19日、横浜市で2025年度の定時総会を開いた。総会後の理事会で齊藤広子副会長の会長就任を承認した。鈴木克彦前会長は退任した。副会長には大野武・明治学院大学法学部教授、野口大作・名城大学法学部教授が就任した。

　同学会は1992年任意団体として発足。任意団体時代の水本浩初代会長から数えて齊藤氏は第10代の会長。女性の会長は初めて。 ◇

　齊藤広子氏（さいとう・ひろこ）…大阪府出身。1983年3月筑波大学第三学群社会工学類都市計画専攻卒業。不動産会社勤務を経て、92年大阪市立大学大学院生活科学研究科修了。マンション管理で博士号取得。その後、岐阜女子大学住居学科、明海大学不動産学部、英国ケンブリッジ大学研究員、明海大学不動産学部教授を経て、2015年横浜市立大学国際教養学部国際教養学科都市社会文化研究科都市社会文化専攻教授。 齊藤広子会長