東京都は5月14日、「東京とどまるマンション」登録物件を対象に非常用電源導入促進事業・浸水対策設備導入促進事業の受け付けを始めたと発表した。来年1月15日まで。
両事業は24年度に開始。蓄電池は補助率4分の3、上限1キロワット時当たり18・8万円または1316万円。発電機は同2分の1、同1500万円。停電時に水の供給とエレベーター1基以上を同時または交互に運転できる設備が対象となる。
止水板等の改修と浸水対策の調査・企画費用の補助は補助率2分の1、上限75万円。
都マンション課によると24年度と事業内容に変更点はない。前年度の申請数は非公表だが「利用が見込めるので今年度も継続することにした」と述べた。
とどまるマンションの登録数は、3月31日時点で626件。