NPO法人リニューアル技術開発協会(リ協)は5月28日、都内で第33回通常総会を開いた。
2025年度は引き続き、大規模修繕工事の周期延伸・外部足場を極力減らす工夫・調査精度の向上、という開発目標を継続する。
役員人事では大西正人会長が続投。今年4月8日時点の会員数は前年4月1日比で4増の111。
総会後の懇親会で大西会長は、開発目標の成果を来年1月の情報交換会で発表すると述べた。「修繕周期の延伸」については検討すべき課題も多いが「少子高齢化・人口減少の時代において持続可能なマンションの管理を行うために避けて通れない」と述べた。
大規模修繕工事業者の談合疑惑については取材に対し「現時点では不確定な情報が多いため何ともしようがない。事実は事実として受け止めるしかないので、捜査の結果を見守る」と話した。 あいさつする大西会長
