マンション大規模修繕工事等に係る産業の振興、長寿命化に向けた計画的な修繕の推進を図ろうと自民党の衆参両議員による議員連盟「マンション計画修繕施工議員連盟」が発足した。関係者によると6月5日、党本部で設立総会を開き、約20人が参加した。
会長には小泉進次郎農水相、事務局長に宮内秀樹自民党副幹事長が就任した。
設立趣意書案ではマンションを「国民の重要な居住基盤として定着している」と位置付ける一方、ストックの高経年化を指摘。
「経年劣化に対する適時適切な修繕工事を計画的に実施していくことが喫緊の課題」だとした上で、工事の施工を請け負う大規模修繕工事業者の担う役割は「極めて大きく、その健全な発達と社会的地位の向上を図っていくことが不可欠」だとした。
6月4日のMKS.A定時総会後に開かれた懇親会には小泉会長、宮内事務局長が出席。参加者に議連の発足について報告した(写真)。
