農家と住民「マルシェ」でつなぐ

  • 6面
  • 2025年6月25日

 マルシェの様子

 若手農家チームとマンション住民がマルシェを通じて交流―。東京・板橋の「アトラス加賀」(築5年、227戸)で5月17・18日、こんなイベントが開かれた。

 同マンションにコミュニティーアプリ「GOKINJO」を提供するコネプラが提案し、事前に品物をアプリに投稿し現地に出品する管理組合主催の「ハイブリッドバザー」と同時開催した。

 マルシェを出店したのは神奈川県西湘地域で活動する若手農家チーム「西湘うみかぜふぁーむ」。こちらもアプリに出品予定品の情報や農家の紹介を投稿。野菜や果物など購入後の食卓の様子も投稿された。

 バザーの賑わいを高めるため管理組合が「外部からの出店」が可能かコネプラに相談。同社の業務委託先として関わるスタッフが地域で農業のコミュニティー支援を行っていたため「西湘―」とつながりが生まれた。

 コネプラが両者をつなぎ、出店料・販売マージンなどは一切発生していないという。

 今後は、別の「GOKINJO」導入マンションへの展開も検討している。

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