一般社団法人住宅リフォーム推進協議会(リ推協)は6月13日、都内で第18回定時総会を開いた。
2025年度はリフォーム事業者にアンケート調査を行い事業者の実態や各種優遇制度の利用状況などを把握する。官民が協調して全国で実施するイベント等を連携させることで住宅リフォームの促進を目的とする「リフォームで生活向上プロジェクト」の事務局として、団体や事業者の住宅リフォーム推進活動を支援する。
財務報告では24年度貸借対照表を公表。正味財産は23年度比161万3863円増の6563万8132円だった。
役員改選では内藤弘康会長が再任。公益財団法人マンション管理センター小滝晃氏が理事、東京ガス伊藤あすか氏、一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会久保田光治氏が監事に選任された。
内藤会長は総会後の懇親会で「豊かな住生活づくりの推進役を果たせるよう全力を尽くす」と述べた。
マンション大規模修繕談合疑惑について内藤会長は取材に対し「リ推協として、今後は対外的なメッセージなどを発することも考えていかなければならない」と考えを示した。
6月13日時点での正会員数は前年同日比増減なしの66団体、特別会員は同1増の103団体。東京都住宅供給公社が新規加入している。 あいさつする内藤会長
