川崎市は9月、築40年以上を対象に外観目視調査を実施する「管理等状況調査」を始めた。第1段階として、外壁の汚れ・ひび割れ、鉄部のさび、清掃状況などを11月までに確認する。
市住宅整備推進課によれば、対象数は206棟。目視で不適切な管理が疑われるマンションを抽出する。来年4月からはヒアリング調査を行い、マンション管理適正化法の助言・指導等の目安に当てはまれば支援の対象とする。
市はおととし作成したマンション管理適正化推進計画で、高経年マンションの劣化の状況等も踏まえ、管理の実態を把握することとしていた。