野村不動産パートナーズは11月11日、受託管理物件で家庭用廃食用油の回収を10月から始めたと発表した。
回収した廃食用油は航空燃料として再利用する。昨年からマンションでの使用済み食用油回収専用ボックス設置の安全性を確認する実証実験に取り組んできた。首都圏8物件で導入が決定しており、今後も首都圏の大規模マンション管理組合に導入を提案する。
回収事業は、アールイー(本社東京)と、廃食用油を原料とするSAF(持続可能な航空燃料)で航空機を飛ばす「Fry to Fly Project」(事務局・日揮ホールディングス)と連携している。
野村不動産パートナーズは「入居者さまが気軽に環境へのアクションに参加できる仕組みを提供することで持続可能な社会の実現に貢献してまいります」としている。