矢口敏和理事

　　秋の褒章の受賞者が11月2日、発表された。マンション管理関係者では、グローブシップの現社長で一般社団法人マンション管理業協会（管理協）の矢口敏和理事（71）がその道一筋で業務に精励した人を称える黄綬褒章を受賞した。

　　管理協関係者の受賞は2022年の鈴木清副理事長以来9人目。

　　矢口氏は1953年12月22日茨城県生まれ。一橋大学経済学部卒業。76年4月三菱銀行（現三菱UFJ銀行）入行。18年間経験し、40歳でビル代行に総務部長として入社。94年7月取締役、2000年11月代表取締役社長。

　　15年4月、05年に子会社化した日本ビルサービスと合併し社名変更したグローブシップで引き続き代表取締役社長を務め現在に至る。24年7月、国土交通大臣表彰。

　　管理協では02年5月に監事、06年5月に理事に就任した。06年5月保証機構執行委員会副委員長、08年5月法制委員会委員長。

　　矢口氏は「このたびは黄綬褒章を賜り、身に余る光栄に存じます。これもひとえに、推薦していただきました一般社団法人マンション管理業協会、お客さまや関係各位のお力添えのたまものと深く感謝しております。今後もこの栄誉に恥じぬよう精進していく所存でございます」とコメントしている。