ファミリーネット・ジャパン(本社東京)は11月26日、既設の電話線を活用し、最大速度1・7ギガビットの高速通信を実現できる「G・hn方式」の提供を開始した、と発表した。5棟・約400戸で先行導入済み。
VDSL方式でインターネットを利用するマンションが対象。共用部・各住戸の機器交換のみで導入できる。
同方式を採用するマンションでは、光ケーブルやLANケーブルの新規配線が困難、露出配管施工が建物美観を損なう、工事費が高額など課題があった。
NTT東日本・西日本は同方式の新規申込受付を終了しており、他方式への移行が市場全体で求められている。